活動の紹介
 わくわく創造アトリエの活動は、次のような考えから「形」をテーマにしています。
 ①「形」のあるものは“五感”を全て使って関わることができます。
 ②関係づけられる「形」を与えて「何かとなにかをつなげること(関係性)」の大切さを直感していきます。
(端的に紹介しましたが、ぜひ本会会長の和久洋三の著書をご一読ください。)
 また、アトリエのカリキュラムは切れ目のない内容を重視しています。活動につながりがあることで集中が持続するからです。
 それでは、あるひと月の活動をご覧ください。
「球」の活動/コリントゲームづくり(1週目)
身近なものをいろいろ利用してボールが転がり落ちるコース「コリントゲーム」をつくります。子ども達に大人気のカリキュラムです。
 
  1.導入にはボールが登場する絵本を読みました
 
  2.最初は雨樋を使った簡単なコースから始めます
 
  3.イーゼルにホース、なんでも使ってOK!
 
  4.コース途中の“仕掛け”を「くむくむ」で制作中
 
  5.ボールをたくさん運びたくて考えました!
 
  6.完成後は何度もなんどもボールを転がして遊びました
「球」の活動/ボールを使った巨大絵画(2週目)
たくさんボールと触れ合いながら「球」という形の特徴をつかみつつ、最後にはボールの軌跡を利用した「巨大抽象絵画」を制作しました。
 
  1.たくさんのボールにみんな大興奮!
 
  2.タライめがけて玉入れ。いくつ入ったかな?
 
  3.タライに絵の具をつけた球を転がすと模様が!
 
  4.大きくなるとどうなるかな? やってみよう!
 
  5.手足についた絵の具でダイナミックに描く子も
 
  6.巨大絵画の前で記念撮影!
「球」の活動/スチロール球のコマづくり(3週目)
コマは球の回転を利用した玩具です。「なぜ回るのか? 回るとどうなるのか?」ということを球で遊んだり、コマをつくったりしながら理解します。
 
  1.「ボールに模様をつけて転がすとどうなるかな?」
 
  2.テープを巻いて回転させると…模様が変わった!
 
  3.自分だけのコマづくり。スチロール球に絵の具で着色
 
  4.上からマスキングテープを貼ります。真剣な表情!
 
  5.もう一度塗ってテープを剥がすと…模様が出てきた!
 
  6.作品を転がして、模様の変化を楽しみました!
カリキュラムのつながりについて
 テーマになる形は「単純な形から複雑な形へ」と変わっていきます。これはものを学ぶ上での原則です。そして、週ごとの活動は「造形」「積み木」「絵画」「料理」から一つを取り上げて行います。違うテーマ(形)でも同類の活動を通して共通点(関係性)をみつけます。
 物事のつながりに敏感、ということは「こうしたらどうなるかな?」という発想が次々に生まれること。そんな発想がしぜんに生まれるためには、つながりがわかりやすいカリキュラムを用意する必要があります。
 
 
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TEL 082-831-6200
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